エンタープライズ:ニュース | 2003/03/20 12:28:00 更新 |
日本総研がLinuxのセキュリティを強化するモジュールを独自開発
日本総合研究所は、Linuxのセキュリティを強化するためのソフトウェアモジュール「Linux Basic Security Module」を独自に開発し、4月をめどに公開する予定だ。
日本総合研究所は3月19日、Linuxのセキュリティを強化するためのソフトウェアモジュール「Linux Basic Security Module」を独自に開発したことを発表した。
Linux Basic Security Moduleは、システムの監査機能やアクセス制御機能、バッファオーバーフロー対策機能を追加することで、Linuxシステムのセキュリティを強化するモジュール。既存のLinuxカーネルを入れ替えることなく導入が可能という。
日本総合研究所では4月をめどに、Linux Basic Security Moduleを公開するほか、同モジュールを用いての安全なLinuxベースのシステム構築サービスを開始する予定だ。将来的には、他のセキュリティ機能を取り入れながら、いわゆる「Trusted OS」の実現を目指し、ISO15408の取得も視野に入れるという。
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[ITmedia]