エンタープライズ:ニュース 2003/03/24 15:45:00 更新


米F5、HTTPクッキーを利用した持続維持技術で米特許を取得

米F5は、「クッキーの持続維持技術」で米国特許を取得したと発表した。また、同特許を侵害しているとして、米アレイネットワークス、米ネットスケーラー、米ラドウェアを提訴した。

 米F5ネットワークス(F5)は、「クッキーの持続維持技術」で米国特許を取得したと発表した。

 米国特許を取得したのは、「Method and System for Storing Load Balancing Information with an HTTP Cookie」と名付けられた技術で、ユーザーのコンピュータに格納されたHTTPクッキーを利用し、ユーザーが以前に訪問したことがあるWebサイトへの再接続を同一サーバに振り分けるもの。

 たとえば、通販サイトにおいて、ユーザーがショッピングカートに品目を追加、決済を完了する前にサイトを離れた場合、この技術をトラフィック管理製品に利用していなければ、再訪時に別のサーバに振り分けられ、ショッピングカート内の情報が行方不明になることがある。同技術を利用することで、それを防ぐことができるという。

 クッキーの持続維持技術は、1999年から同社の「BIG-IP」などトラフィック管理製品への搭載を始めている。

 また、同社は同特許を侵害しているとして、米アレイネットワークス、米ネットスケーラー、米ラドウェアの3社をシアトル地方裁判所に提訴した。

 F5のジョン・マッカダムCEOは、「Webサイトのサーバ計画、設計において、クッキーの持続維持はもはや単なる考慮すべき事項の1つでなく、不可欠な事項。当社はこの機能をすべてのBIG-IP製品に搭載している。告訴という手段を取りたくはなかったが、無許可での知的所有権の使用を許すことはでない」と述べている。

関連リンク
▼米F5ネットワークス
▼F5ネットワークスジャパン

[ITmedia]