エンタープライズ:ニュース | 2003/04/16 19:14:00 更新 |
NRIとCTC、大規模サーバによるモジュラーコンピューティングソリューションで協業
NRIとCTCは、大規模サーバによるモジュラーコンピューティングソリューションで協業する。
野村総合研究所(NRI)と伊藤忠テクノサイエンス(CTC)は4月16日、大規模サーバによるモジュラーコンピューティングソリューションで協業すると発表した。
両社は、モジュラーコンピューティングを「処理量に応じてコンピュータリソースを動的に変更できる仕組み」と位置付けており、この概念に基づき、CTCが取り扱うイージェネラの統合型ハイエンドサーバ「BladeFrame」をベースに、NRIのコンサルティング、システム開発といった技術力を組み合わせて、機動性と柔軟性を実現するモジュラーコンピューティングソリューションを開発したという。
同ソリューションを利用することで、大規模エンタープライズシステムのTCOを大幅に削減することが可能になるとしている。
両社は、金融機関や流通業、インターネットデータセンター、公共機関などを対象に、モジュラーコンピューティングソリューションの販売活動を本格的に開始する。従来メインフレームやハイエンドRISCサーバによって稼動していた大規模システム向けのリプレイスを需要を掘り起こす。初年度は10社の導入を目指す。
関連リンク野村総合研究所
伊藤忠テクノサイエンス
[ITmedia]