エンタープライズ:ニュース 2003/05/27 19:48:00 更新


日本IBM、オンデマンドでデータを統合可能なソフトウェアを発表

日本IBMは企業向け情報統合ソフトウェア「DB2 Information Integrator 8.1」を発表した。

 日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は5月27日、企業向け情報統合(EII)ソフトウェア「DB2 Information Integrator 8.1」を発表した。

 DB2 Information Integrator 8.1は、複数の情報ソースからさまざまな形式の情報にアクセスし総合的に管理できるソフト。

 WindowsやLinux、UNIX、メインフレーム用環境などに分散した稼働環境内で、データベース、スプレッドシート、XMLなど多様な形式で保存されているデータへ透過的にアクセスすることで、従来必要とされた複雑な処理を必要とせず、あたかも単一のデータベースであるかのように扱えるため、情報管理および利用のコストを低減できるという。

 製品ラインアップは、レプリケーションサーバ機能を提供し、混合リレーショナルデータソース間でデータを複製可能な「Replication Edition」、テキスト検索機能を追加したレプリケーションサーバとフェデレーションサーバを装備した「Standard Edition」、Standard Editionの機能に、DB2 Universal Database Enterprise Server Edition V8.1のフルライセンスを追加した「Advanced Edition」、AdvancedEditionの全機能と、接続数無制限のコネクター権利を含んだ「Advanced Edition Unlimited」、開発者向けパッケージの「Developer Edition」が用意される。価格は、17万8700円(Developer Edition)からで、6月17日にパッケージの出荷を開始する。なお、Webサイトからのダウンロード販売も6月13日に開始する。

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[ITmedia]