エンタープライズ:ニュース 2003/07/01 22:38:00 更新


日本HP、64ビットワークステーションにMadison搭載の新モデル発表

日本HPは、64ビットワークステーション「HP Workstation zx6000シリーズ」に、Itanium 2/1.5GHzまたは同/1.3GHzを搭載したモデルを追加する。

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は7月1日、64ビットワークステーション「HP Workstation zx6000シリーズ」に、Itanium 2/1.5GHzまたは同/1.3GHzを搭載したモデルを追加すると発表した。

「HP Workstation zx6000」

「HP Workstation zx6000」


 Itanium 2/1.5GHzは、6Mバイトの3次キャッシュを搭載する。HPが開発した「HP zx1チップセット」と組み合わせることで、78ナノ秒のメモリレイテンシ、6.4Gバイト/秒のシステムバス帯域幅、8.5Gバイト/秒のメモリバンド幅を実現し、浮動小数点演算能力、整数演算能力を大幅に向上し、従来のItanium 2/1GHz搭載モデルに比べ1.5倍以上の性能向上を見込めるという。

 価格は154万7000円から。すべてCTOモデルとなっており、本日受注を開始し、7月中旬以降順次出荷開始する。

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▼日本ヒューレット・パッカード

[ITmedia]