エンタープライズ:ニュース 2003/07/10 18:39:00 更新


Ciscoと華為技術の特許訴訟に3Comが参戦

ルータ用OS“IOS”の著作権と特許を侵害されたとして中国の華為技術を訴えていたCiscoに新たな「敵」が現れた。華為と合弁している3Comが裁判に参加することが認められたのだ。(IDG)

 Ciscoは著作権と特許侵害を理由にHuawei Technologies (華為技術)を提訴しているが、今週、この裁判に3Comが参加できるとの裁定が出された。

 3Comは将来、審理に際して華為に対する援助を行うことができるが、この決定により訴訟の日程が影響を受けることはないと判事は述べている。華為はCiscoから、著作権と特許の侵害で訴えられている。

 3Comは今年3月、華為との間で合弁会社を設立しており、華為の技術を使った企業向けネットワーク製品を再販する予定で、このことが裁判に参加する根拠となっている。合弁会社から発売された最初の製品はLANバックボーンスイッチの3Com Switch 7700で、先月リリースされた。

 Ciscoは中国のWANルータ、LANスイッチのメーカーである華為を特許および著作権侵害により1月に訴えている。Ciscoの主張によれば、華為はIOSソフトウェアをハイジャックし、Ciscoのトレーニングマニュアルからテキストを複製したという。

 テキサス州地裁では先月、華為に対してCiscoのソフトウェアとトレーニングマニュアルを使用することを禁じる裁判所命令を発行した。しかし華為は侵害しているとされているコードやテキストは既に製品および文書から削除済みだと述べている。Ciscoは米国における華為の全製品に対する販売停止命令を求めたが、命令には盛り込まれなかった。

 Ciscoは3Comが裁判に参加することには反対していない。

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[Phil Hochmuth,IDG News Service]

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