エンタープライズ:ニュース 2003/07/14 21:10:00 更新


ネットアーク、P2P実態解明を目指しノード自動探索システム「P2P FINDER」を稼動

ネットアークは7月14日、P2Pノード自動探索システム「P2P FINDER」の稼動を開始し、日本国内のP2Pファイル交換ネットワークの利用状況の調査を進める。

 ネットアークは7月14日、日本国内のP2Pファイル交換ネットワークの利用状況を調査するP2Pノード自動探索システム「P2P FINDER」の稼動を開始した。

 同社はこれに先立つ6月、「P2Pネットワーク実態調査2003」を公表し、国内のP2Pソフトユーザーは6万人以上だとする調査結果をまとめている。今回の自動探索システムの稼動は、この結果に対する反響を受けてのものという。

 P2P FINDERが対象とするのは、P2Pファイル交換ソフトの中でも国内で最も利用されていると見られる「WinMX」と「Winny」で、過去1回以上ファイル交換を行ったホストの数を集計していく。当該ノードが日本国内のものかどうかは、日本語キーワードとIPアドレスを基準に判断するという。

 同日時点のノード数は20万5997だ。ネットアークでは今後も毎月調査結果を公開し、著作権管理団体らと連携して著作権侵害行為の防止を支援するとしている。

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[ITmedia]