| エンタープライズ:ニュース | 2003/07/30 22:20:00 更新 |

明治屋、i2のSCMシステムを採用へ
明治屋は第2次中期経営計画におけるインフラ整備の一環として、i2テクノロジーズのサプライチェーンマネジメントシステム導入を決めた。
食料品や和洋酒類の卸・小売などを手掛ける明治屋は7月29日に、2003年3月からスタートしている第2次中期経営計画におけるインフラ整備の一環として、i2テクノロジーズのサプライチェーンマネジメント(SCM)システム導入を決めたことを明らかにした。
導入を決めたのは、i2の需要予測ツールである「Demand Planner」と最適補充発注計画システムの「Replenishment Planner」から構成される。
同社は、より精度の高い需要予測を図り、商品の需要変動を正確に把握しすることにより、発注精度を向上させる考え。結果的に、欠品を防ぎ、物流サービスレベルを向上させたり、在庫水準の適正化や在庫の長期滞留を回避することができる。
また、定番商品と一部特売商品の補充発注業務を自動化することにより、補充や発注業務を効率化し、人件費など運用にかかるコストを抑えることができるという。
2003年度中に東京支店・横浜支店を対象に導入し、2004年度上期に流通事業本部の全拠点に導入する予定となっている。
さらに、次のステップとして、社内のいわゆる「川下・川上」に位置する小売事業本部、製品事業本部、国際事業本部間での社内SCMの構築や、得意先やメーカーといった取引先ともシステムを連携し、SCMの実現を図る。
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[ITmedia]
