エンタープライズ:ニュース | 2003/08/20 15:28:00 更新 |
電机本舗とアート・ビビアン、セキュアOS「Safety Linux」を発表
電机本舗とアート・ビビアンは、ウイルスや不正アクセスを遮断可能な「セーフティユニット」とセキュアOS「Safety Linux」を発表した。
電机本舗とアート・ビビアンは8月20日、ウイルスや不正アクセスを遮断可能な「セーフティユニット」とセキュアOS「Safety Linux」を発表した。
セーフティユニットは、PCの記憶装置にUSBキーを使った施錠機能を備え、プログラムおよびシステムの改変を要求するアクセスを禁止できるもの。これにより、OSにセキュリティホールが存在し、ウイルスや不正アクセスによる攻撃が生じても、記憶装置への書込みを遮断することで被害を無効化できるという。
Safety Linuxは、セーフティユニットを組み込んだOSで、Debianプロジェクトの開発した「Debian GNU/Linux 3.0r1」をベースにしており、日本語環境におけるメンテナンスとインターネットに対するセキュリティ向上が特徴としている。
両社では、当初業務用として、POS端末やインターネットサーバ向けに出荷していく計画だ。なお、Safety Linuxの単体販売は行わず、PCへのプレインストールを前提に営業を展開していくという。
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[ITmedia]