エンタープライズ:ニュース | 2003/08/29 12:32:00 更新 |
Sun、Solaris 9対応x86ハードウェア機種を拡大
Sunはx86版Solarisの互換機種を拡大するとともに、互換性認証のためのテストスイートも設置した。(IDG)
Sun Microsystemsは8月28日、Solaris 9 Operating System x86 Platform Editionが動作するハードウェアプラットフォームとして100機種を新たに認定した。
Sunはハードウェア互換性リストに新たに100製品を追加した。そのリストはhttp://www.sun.com/bigadmin/hclに掲載されている。
また、28日にSunはハードウェア認証テストスイートを発表し、既に稼働している。これは、ハードウェアとシステムベンダー、そしてインテグレーターがx86製品とオペレーティングシステムとの互換性を自分たちで認証する目的で使われる。
SunはSolaris 9をIntel x86チップアーキテクチャをベースにしたシステム向けにはリリースしないと発表していたが、昨年10月に自社のプラットフォームにx86上のSolaris 9をバンドルして販売するとともに、ハードウェアと独立してOSの販売も行うことを明らかにした。ライセンスは99ドルから。
Sunのウェブサイトではx86のデスクトップまたはサーバシステムが5機種掲載されており、そのうちSunの3機種が「Sunによる認証済み」で、サードパーティーのシステム9製品が「テストスイート認定済み」となっている。サードパーティーのラップトップは2製品が「テストスイート認定済み」。このサイトにはサウンドカード、ネットワークアダプターなど周辺機器の互換性情報も掲載されている。
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[Stephen Lawson,IDG News Service]
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