エンタープライズ:ニュース 2003/09/04 15:20:00 更新


マイスター、国土地理院の数値地図をVisioデータ化するソフトを販売

マイスターは、国土地理院の数値地図をビジネスグラフィックスソフト「Visio 2002」データとして生成する「Mapic for Visio」の販売を開始した。

マイスターは、国土地理院の数値地図をビジネスグラフィックスソフト「Visio 2002」データとして生成する「Mapic for Visio」の販売を開始した。

 マイスターは9月4日、国土地理院の数値地図をマイクロソフトのビジネスグラフィックスソフト「Visio 2002」データとして生成する「Mapic for Visio」の販売を開始した。

 Mapic for Visioは、数値地図「空間データ基盤」を属性ごとに読み込むことで、必要な情報のみをVisioデータ化する。これにより、データの圧縮と読み込み時間を短縮化した。

 図郭をイメージ表示し、一部地域を選択したり、複数地域の合成などが可能。読み込んだデータは属性ごとにレイヤ分けされるため、Visioの操作で簡単に属性データの表示/非表示できる。そのほか、地図の拡大や縮小も表示画質を損なわずにでき、地図への書き込みや編集も行えるのも特徴としている。

 同社の「SVGコンバータ for visio」と組み合わせれば、地図データをSVG形式へ変換、Web上に公開することもできる。

 国土地理院の数値地図は、行政区域・海岸線、道路中心線、鉄道、内水面、建物などをデジタルデータ化したもの。CD-ROMとして提供されており、現在試験的に国土地理院のWebサイトからダウンロードできる。

 Mapic for Visioの価格は、4万9800円。対応するのは、Visio 2002。今後、Visio 2003にも対応する予定としている。

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