エンタープライズ:ニュース | 2003/09/11 17:59:00 更新 |
住商エレ、SSL-VPNアプライアンスのハイエンドモデルを発売
住商エレクトロニクスは、大規模ユーザーをターゲットとしたSSL-VPNアプライアンス製品「AEP SureWare A-Gate AG-600」の販売を開始した。
住商エレクトロニクスは9月10日より、大規模ユーザーをターゲットとしたSSL-VPNアプライアンス製品「AEP SureWare A-Gate AG-600」の販売を開始した。
同製品は、アイルランドに拠点を置くセキュリティ企業、AEP Systemsが開発した「AEP SureWare A-Gate」シリーズのハイエンド機となる。国内では既に、中小規模ネットワークを対象とし、コストパフォーマンスに優れたモデル「AEP SureWare A-Gate AG-50」が提供済みだ。これに対しAG-600ではパフォーマンスを強化したほか、対応アプリケーションを拡大し、より大規模なユーザーのニーズに応えたという。
具体的には、独自のASICベースのSSLアクセラレータを搭載し、SSL処理の高速化を図った。これにより、最大400ユーザーまでの同時接続が可能という。
またSSL-VPNでは一般に、利用できるアプリケーションがWebベースのものに限られるが、AG-600ではさまざまなTCP/UDPアプリケーションに対応。シトリックスの「MetaFrame」のほか、Lotus Notes、Microsoft ExchangeといったアプリケーションもSSLベースで利用できるようになる。
AEP SureWare A-Gate AG-600の価格は298万円。
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住商エレクトロニクス
AEP Systems
[ITmedia]