| エンタープライズ:ニュース | 2003/10/22 18:12:00 更新 |

京王プラザホテル、全チェーンの業務システムをホスティングで統合
京王プラザホテルは、新宿、八王子、多摩、札幌の各拠点で稼働していたホテル業務システムを、日本IBMのデータセンターが提供するホスティングサービスを利用して統合したことを明らかにした。
京王プラザホテルは10月22日、新宿、八王子、多摩、札幌の各拠点で稼働していたホテル業務システムを、日本IBMのデータセンターが提供するホスティングサービスを利用して統合したことを明らかにした。
新宿、八王子、多摩の3拠点は2003年6月から、札幌は9月から新システムで稼働しており、ホスティングサービスを利用した業務システムの統合はホテル業界初としている。
京王プラザホテルはこれまで、ホテルのチェックイン・チェックアウトといった宿泊管理、宴会、レストラン会計、購買、人事・給与など全てのホテル業務システムを、拠点ごとに設置したシステムで運用していたという。保守や運用も、各拠点の保守要員が実施してた。
今回のホスティング・サービスでは、全てのホテル業務システムを日本IBMデータセンター内の「eServer zSeries 」に集約し、その保守や運用を日本IBMに委託する。
これにより、コンピューター機器などの固定資産を自社で持つことなく、必要に応じた柔軟なITサービスを利用できるとしている。
京王プラザホテルでは今回の業務システム統合により、空調設備やシステム稼働などのエネルギーコストを含む、運用コストの20%削減を見込んでいる。
また、システムの運用保守を担当していた社員を、新たなホテルシステムの開発やIT化推進業務へとシフトさせていくという。さらに、業務システムを統合したことにより、全ての拠点情報の一元化による顧客対応の強化や新サービスの提供に向けても迅速に対応ができるようになる。
ホテル業界では、品川、汐留、六本木地区の再開発による新規開業や、2007年問題として懸念される外資系ホテルの相次ぐ開業予定など、今後ますます競争の激化が予想されており、サービスの差別化や業務の効率化が求められている。
京王プラザホテルでは、宿泊客の案内にPDA情報端末を利用したり、客室からの高速インターネット接続サービスを完全無料化するなど、ITを業務や顧客サービスにとり入れている。
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