エンタープライズ:ニュース 2003/11/21 19:58:00 更新


ボーランド、次世代Java開発プラットフォーム日本語版などを発表

ボーランドは、「Borland JBuilder X」、「Borland Optimizeit Suite 6.0 for Java」、「Borland StarTeam 5.4」を発表した。

 ボーランドは11月20日、次世代Java開発プラットフォーム「Borland JBuilder X」日本語版、およびパフォーマンス管理ソリューション「Borland Optimizeit Suite 6.0 for Java」日本語版、変更管理ソリューション「Borland StarTeam 5.4」日本語版を発表した。

 JBuilder Xでは、新たに統合開発環境(IDE)としてのユーザビリティを大幅に改善したほか、開発者チーム全体の連携機能を強化し、設計・開発・テスト・運用・管理にまたがる完全なJavaアプリケーションライフサイクルソリューションを提供するという。

 また、同時発表されたOptimizeit Suite 6.0 for Javaを搭載することで、Javaのパフォーマンス問題を開発者の視点から解決するための支援機能を提供。さらに、同時発表されたStarTeamのバージョン管理機能、変更要求、タスクなどをJBuilderのプロジェクト管理機能に統合可能で、開発者がシームレスに変更管理機能にアクセスできるようになった。

 JBuilder Xのラインアップには、Web/データベース/モバイルアプリケーション開発者向けの「Developer」、J2EE/ORBA開発者向けの「Enterprise」があり、それぞれで年間バージョンアップを添付した「スタンダードサポートパック」も用意する。このほか、Java学習者や個人開発者、Javaアプリケーション開発者向けに無償ダウンロード版の「Foundation」が2004年第1四半期中に公開される予定だ。

 製品版の価格は、JBuilder X Developerが6万8000円、JBuilder X Enterpriseが30万円、Optimizeit Suite 6.0 for Javaが19万円、StarTeam 5.4が15万円から。JBuilder XとOptimizeit Suite 6.0 for Javaは12月18日、StarTeam 5.4は12月25日より出荷を開始する。

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[ITmedia]