エンタープライズ:ニュース 2003/11/26 00:07:00 更新


NTT-AT、内部情報の漏えいを監視、防止するサービスを開始

NTT-ATは、リムーバブルディスクやモバイルPC、プリンタ出力などによる機密情報の持ち出しを監視する「Net Protect内部情報漏洩対策サービス」の提供を開始する。

 NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は12月19日より、リムーバブルディスクやモバイルPC、プリンタ出力などによる機密情報の持ち出しを監視し、情報漏えいを防止する「Net Protect内部情報漏洩対策サービス」の提供を開始する。

 Net Protect内部情報漏洩対策サービスは、インテリジェント ウェイブが開発した「CWAT(Cyber-Warning Alert Termination)」を用いて提供されるもの。ホストおよびネットワークの動きを監視し、PCからの外部出力を防御したり、未登録PCのネットワーク接続を防ぐとともに、特異な挙動を分析することができる。さらに、事前に保護したい内部情報に対し、書き込みやコピー、名称変更、削除といった行為を禁止するポリシーを設定することも可能だ。

 NTT-ATでは、同サービスによって社員の行動や社内LANの運用状況を厳格に監視し、正規ユーザーも含めた情報漏洩を防止できるとしており、コンサルティングなどの導入支援サービスも含めて提供していく。また将来的には、個人の故意もしくは不注意な行動に起因したセキュリティ侵害に対処できるよう、ウイルス汚染PCの即時復元といったサービスも強化していく計画だ。

 サービス料金は、1管理サーバで50ホストおよび1ネットワークを監視する場合で150万円から。導入時の企画設計やシステム構築、運用監視などはオプションになる。

関連リンク
▼NTTアドバンステクノロジ
▼インテリジェント ウェイブ

[ITmedia]