エンタープライズ:ニュース 2003/12/17 21:31:00 更新


富士通、災害、トラブル時の危機管理を支援する「安全対策ソリューション」を提供

富士通は、情報システム上のトラブルに加え、地震、火事、洪水といった自然災害についても危機管理対策を支援する「安全対策ソリューション」の提供を開始した。

 富士通は、不正アクセスやコンピュータウイルス、人的ミスによる情報漏洩といった情報システム上のトラブルに加え、地震、火事、洪水といった自然災害による事業の停止などについても危機管理対策を支援する「安全対策ソリューション」の提供を開始した。

 安全対策ソリューションでは、情報システム上のトラブルや自然災害に対し、「危機管理フレームワーク」に基づくさまざまなサービスを提供。これにより、「被害・損失の予防・最小化」「復旧期間の短縮」「対応システムの導入・運用の効率化」を実現するという。

 同ソリューションでは、インターネットデータセンターを活用して顧客システムのアウトソーシングを行うほか、4種類のサービスを提供する。具体的には、災害時の業務継続計画を支援する「安全対策コンサルティングサービス」、災害情報などを迅速に収集し、緊急通報、情報提供を支援する「安全対策アプリケーションサービス」、災害、障害時に備えて、利用量に応じた料金体系の下でバックアップシステム環境を提供する「バックアップ/ディザスタリカバリサービス」、セキュリティ診断や監査のほか不正アクセス監視、ウイルス対策などを提供する「情報セキュリティサービス」で、順次提供が開始される。

 富士通では同ソリューションを、一般企業のほか自治体に向けて提供していく。料金は、ディザスタリカバリプランコンサルティングが200万円から、情報セキュリティ方針立案コンサルティングも同じく200万円からなどとなっている。

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▼富士通(安全対策ソリューション)

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