エンタープライズ:ニュース | 2003/12/24 22:04:00 更新 |
文部科学省のWebサイトが改ざん被害
12月24日、文部科学省管理下のWebサイト「survey.mext.go.jp」が改ざんの被害に遭ったことが明らかになった。
12月24日、文部科学省管理下のWebサイト「survey.mext.go.jp」が、クラッカーによる改ざんの被害に遭ったことが明らかになった。
この改ざんは、「Javaphile」と名乗る人物によって、12月23日になされたと見られる(12月25日追記:「Javaphile」は人物名ではなく、クラッカーのグループ名)。改ざん後の画面には、日本政府と小泉首相、軍国主義に反対するメッセージと中国国旗が残された。このクラッカーは他にも、韓国、英国などの複数のサイトに改ざんを仕掛けており、うちいくつかには占領に反対するメッセージが残されている。
これに先立つ12月18日には、米航空宇宙局(NASA)の13のWebサイトが攻撃を受け、改ざんされた。また米国とイラクの戦争が始まった3月にも、数多くのWebサイトが改ざんの攻撃を受けている。
24日午後9時現在、このサイトにはアクセスできない状態になっている。広報担当者が帰宅しているため、文部科学省からはコメントは得られなかった。
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[高橋睦美,ITmedia]
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