エンタープライズ:ニュース 2003/12/26 13:34:00 更新


法政大学と日本IBM、グリッドコンピューティング環境を構築

法政大学と日本日本IBMは、法政大学計算科学研究センターの「新研究システム」として、グリッドコンピューティングのポータルシステムを構築し、稼働開始した。

 法政大学と日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は12月26日、法政大学計算科学研究センターの「新研究システム」として、グリッドコンピューティングのポータルシステムを構築し、12月22日から稼動を開始したと発表した。

 同センターでは、UNIXサーバ「IBM eServer pSeries 650」に加えて、IAサーバ「IBM eServer xSeries 335」16台で構成される計算環境をグリッド化することで、大学計算科学研究センターとしてのサービスレベルを安定・確実なものに維持しながら、さらに大規模計算を高速処理できる環境に整え、柔軟な研究システム環境を実現できたという。

 また、将来的には、学内外のクラスルームなどに存在する夜間使用されていないPCやPCワークステーションなどを結びつけ、ラボラトリ内にとどまらない大規模なグリッドシステムへの拡張も検討中とのこと。

関連リンク
▼法政大学計算科学研究センター
▼日本アイ・ビー・エム
▼日本アイ・ビー・エムのプレスリリース

[ITmedia]

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