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2004/01/16 19:51 更新
オープンソースUpdate:Mozilla 1.6リリース
今回のリリースではMozilla MailやChatzillaの拡張などが図られたが、最も注目すべきポイントは全対応プラットフォームでNTLM認証が利用可能となったことだろう。
Mozilla 1.6 2004年1月15日 リリース
今回のバージョンアップリリースで最も注目すべき変更点は、NTLM認証の実装が大きく改良され、そしてWindows以外のプラットフォームでも搭載された点だ。これまではWindows版でのみNTLM認証が利用可能だったが、今回のNTLM認証機能の拡張でより多機能なものとなった。
そのほか、セキュリティ上の脆弱性を含め多くのバグが修正されている(公式リリースノート)。
- URL入力部に「about:about」と入力すると、利用可能な「about:」スキームのリストを表示する機能が追加された。
- 「Translate Page」(ページ翻訳)機能が再度追加された。
- 「View Source」(ソース表示)ウインドウにリロード機能が追加された。
- IRCクライアント部であるChatzilla 0.9.48がマージされた。
- 検索機能が拡張された。
Mozilla Mail and News に関連する変更点は以下の通り。
- メール一覧において、Recipient(受信者)カラムが利用可能となった。
- メール返信時、引用部分の上部に定型メッセージを自動追加する機能が追加された。
- POP3メールサーバ利用時に、指定日数経過後の既読メールをサーバから削除するオプションが追加された。
- vCard形式のインポート・エクスポートが可能となった。
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[長谷川 猛,ITmedia]
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