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2004/01/20 18:25:00 更新


NECシステム建設、ファイアウォールやIDPだけを装備したInkraエントリーモデル

NECシステム建設は、米Inkra Networksの「Inkra 1500」に、ファイアウォール、IDPといった単一用途で利用できるエントリーモデルを追加。1月21日から販売を開始する。

 NECシステム建設は1月20日、米Inkra Networksの「Inkra 1500」に、ファイアウォール、IDPといった単一用途で利用できるエントリーモデルを追加。1月21日から販売を開始する。

 バーチャルサービススイッチと呼ばれるInkraは、ルータ・ファイアウォール・IDP(Intrusion Detection and Prevention)・SSLアクセラレータ・VPN・サーバロードバランサなど、個別のアプライアンス製品によって運用している複数のサービスを1台で実現できる製品。NECシステム建設は、これまでInkra 1500/sモデルを販売していたが、ファイアウォールだけを標準装備したFモデル(1518TX/F、1504GX/F)および、IDPだけを標準装備したIモデル(1518TX/I、1504GX/I)を新たにラインアップし、従来のエントリー価格より40%安く提供するという。

 両モデルともに、VPN、SSL やサーバロードバランサといったほかのサ―ビス機能を追加していくこともできる。NECシステム建設では、Inkra製品のファイアウォール、IDPなどを統合運用管理できるネットワークマネージドセキュリティサービス(MSS)の提供も行うとしている。

 価格は、1Gbpsの性能を持つ1518TX/F、Iが450万円、2Gbpsの性能を持つ1504GX/F、Iは495万円。NECシステム建設は、Inkra 1500シリーズおいて今後2年間で40億円のの売り上げを目指す。

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