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2004/01/20 18:26:00 更新


東芝情報機器、エントラストのPKI製品を利用したインターネットVPN環境を構築

東芝情報機器は、同社のPKI製品「Entrust Authority」を導入し、電子証明書を用いたインターネットVPN環境を構築した。

 エントラストジャパンは1月20日、東芝情報機器が同社のPKI製品「Entrust Authority」を導入し、電子証明書を用いたインターネットVPN環境を構築したと発表した。

 東芝情報機器は、社内Webサーバへのリモートアクセスを実現に向け、インターネットVPNの導入を検討していた。しかし、アクセスしてきた相手を確実に認証できなければ、重要な社内情報が流出する基幹性があるため、Entrust Authorityを用いて社内に認証システムを構築。社員に電子証明書を発行して、リモートで社内Webサーバにアクセスしてきた人間を確実に認証する仕組みを実現した。

 電子証明書の導入により、東芝情報機器では社員がADSL経由で自宅から社内Webサーバへアクセスできる環境が提供され、社員一人当たりの通信費を約20分の1にまで削減できたほか、これを機に直行・直帰の体制も整備され、社員にとってより業務に集中しやすい環境が整備されたという。

 エントラストによると、東芝情報機器はインターネットVPNのセキュリティ確保だけでなく、今後ファイルや電子メールの暗号化、デジタル署名なども利用できることなどを評価して、Entrust Authorityを採用したとしている。

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[ITmedia]

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