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2004/01/20 18:30:00 更新


NTTデータ、ASP型で提供するシングルサインオンサービス

NTTデータは、インターネット上で会員向けWebサイトを持つ企業に向けて、ASP型でシングルサインオンサービスを1月下旬から提供する。

 NTTデータは1月20日、インターネット上で会員向けWebサイトを持つ企業に向けて、ASP型でシングルサインオンサービスを1月下旬から提供すると発表した。

 同サービスの名称は「e-z-Login」。ASPサービスとして提供することで、企業は独自のシステム構築やパッケージを導入する必要がなく、サービス利用料のみで利用者にシングルサインオンサービスを提供することが可能になる。

 NTTデータによると、シングルサインオンを可能するには、これまで主に個別開発やパッケージ表品を利用しなければならなかったが、導入・維持コストの面から導入する企業は限られていた。また、既存のソリューションは、イントラネット向けが中心で、インターネット上のサイト間のシングルサインオンを実現するには、対象サイトすべてにシステム的な対応が必要だった。

 e-z-Loginの価格は、初期導入費用が30万円、1利用者あたりのサービス利用料が月額30円からとなっている。

 NTTデータでは、カード・証券・通信・ポータル・ショッピングサイトなどを中心に営業活動を行い、平成17年度までに20社の利用と5億円の売上を目指す。将来的には、同社が提供しているアカウントアグリゲーション(口座情報集約)サービスや、Web明細サービスといった決済サービスとの連携を予定している。

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