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2004/01/21 11:47 更新
オープンソースUpdate:Postfix 2.0.17 リリース
Postfixの新バージョンリリース2.0.17が登場した。Mac OS Xとの相性問題の修正などのほか、配送予定が延期されたメールの扱い変更などが行われている。
Postfix 2.0.17 2004年1月21日 リリース
Sendmailとの高い互換性を持つメール転送エージェント「Postfix」の新バージョンリリース2.0.17が登場している。今回は、Mac OS Xとの相性問題の修正などのほか、配送予定が延期されたメールの扱い変更などが行われた。
- MacOS X上で稼動するDNSサーバBind 8との互換性問題が修正された。
- 「conf/postfix-script」の設定ファイル書き換え検出機能において、/etc/ディレクトリ下から消去されたファイルについては警告をしないよう変更された。
- 設定ファイル「master.cf」の読み込み時、条件によってはメモリ割り当てが正常に行われずにクラッシュする問題が修正された。
- キュー上で配送延期されたメールについて、相手サーバが致命的エラーを返さない限りは再送信を試みるよう変更された。
- DNSサーバへの問い合わせに失敗する問題が修正された。
- そのほか、キュー識別子生成方法の改良など、幾つかの修正が行われている。
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[長谷川 猛,ITmedia]
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