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2004/01/26 17:00:00 更新
マイクロソフト、CMで企業ミッションを広く告知
マイクロソフトは、企業理念をTVや新聞などで告知する大規模な広告キャンペーンを開始した。
マイクロソフトは、同社の企業ミッション（企業理念）を全世界で告知する、大規模な広告キャンペーンを開始した。同社がパートナーと密接に協力しながら日本の情報社会の発展に寄与し、業界のリーダとして、またよき企業市民として、情報化に伴うさまざまな社会的課題の解決に積極的に取り組んでいくという企業姿勢を広く告知する。
その企業理念は、「世界中の全ての人々とビジネスの可能性を最大限に引き出すためのお手伝いをする（To enable people and businesses throughout the world to realize their full potential.）」で、これのエッセンスを集約したタグライン「Your potential. Our passion.」を、今後はコーポレートロゴと組み合わせて使用していく。
キャンペーン広告は、世界中の人々や企業が目的達成に向けて取り組む姿を描く「ユニバーサル篇」をはじめ、子供たちの将来の夢とその可能性を取り上げる「スクール篇」、日本で撮影され、伝統技術と最新テクノロジーの融合を描く「キモノ編」などが用意され、テレビ、新聞、雑誌媒体などを中心に日本全国で展開される。今後は日本を含む世界24カ国で実施される予定。
マイクロソフトは国内において、この企業ミッションに基づく取り組みとして以下のような活動を行っている。
「Unlimited Potential」プログラムの開始（2003年11月18日発表）
地方自治体や政府機関、NPOなどと協力のもと、ITトレーニングの実施などを通して、主として高齢者・障害者の自立支援・人材育成などを推進する全世界での取り組み。日本では、大分県と協力して実施するプロジェクトを開始。
「ICT教育推進プログラム協議会」への賛同（2003年11月18日発表）
IT教育のカリキュラム整備やハード／ソフトの提供を通して、教員や児童・生徒などを対象に情報コミュニケーション技術（ICT）の向上を図る「ICT教育推進プログラム協議会」に全面的に賛同、教育分野でのIT基盤整備に貢献。
セキュリティ分野における教育機関などとの連携（2003年11月17日および12月18日発表）
2003年11月17日、コンピュータセキュリティ分野における人材育成に向け、早稲田大学と協力していくことで合意。具体的にはセキュリティに関する講義を実施し、長期的には日本全体のコンピュータセキュリティ技術者のレベル向上に貢献することを目的とする。また2003年12月18日には、文部科学省 科学研究費補助金 特定領域研究「安全な情報基盤」との間で、コンピュータセキュリティ技術向上に向けて協力していくことで合意。Windowsソースコードへのアクセスを提供することで、Windowsを基盤とする安全なアプリケーションの作成と、中長期的なコンピュータセキュリティの信頼性および柔軟性の向上を図り、安全な情報基盤の実現を目指す。
迷惑メール対策の取り組み（2003年11月27日発表）
5つの方針（法的執行、法制度の整備、業界連携、製品・サービスでの対応、情報提供）に基づき、業界他社との協力体制構築や、総務省・経済産業省など政府機関との連携、スマートスクリーンテクノロジなど、多角的なアプローチにより安全なオンライン環境の実現を目指す。
地域産業振興を通しての社会貢献（2003年10月16日発表）
「マイクロソフト・インキュベーションプログラム」として、ITベンチャー企業を対象に、当社製品や当社技術者によるサポート、トレーニングなどを無償で提供するとともに、事業化にあたり共同でマーケティング活動を実施する日本独自のITベンチャー企業育成プログラムを2003年10月より開始。最初の案件は岐阜県および財団法人ソフトピアジャパンが推進する「パワーベンチャー育成事業」への適用。
個人情報保護推進活動および「プライバシーマーク」の取得（2003年11月13日発表）
2002年12月より個人情報保護推進活動を開始し、2003年4月の個人情報保護規程類の整備、5月の法令遵守プログラムを開始。このプログラムに基づき、マイクロソフトは取引先との契約内容見直しや、協力会社まで含めたオンライントレーニングの実施を行うなどの取り組みの結果、2003年10月に個人情報を適切に取り扱っている民間企業に付与される「プライバシーマーク」を取得。
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