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2004/01/27 20:33:00 更新
SII、広域イーサネットサービス向けスイッチに信頼性を高めた新モデルを追加
セイコーインスツルメンツは、広域イーサネットサービスを提供する通信事業者向けのイーサネットスイッチ「EXAtrax NS-6132-20」「同NS-6142-20」を発表した。
セイコーインスツルメンツは1月27日、広域イーサネットサービスを提供する通信事業者をターゲットとしたイーサネットスイッチの新製品、「EXAtrax NS-6132-20」「同NS-6142-20」を発表した。
同社のEXAtraxシリーズは、QoSによる帯域制御やカスケードVLANといった機能を備えたイーサネットスイッチ。レイヤ2ベースの広域イーサネットサービスの基盤として、国内でも多くの導入実績を持つという。
このたび新たにリリースされた新モデルでは、アベイラビリティの向上が図られた。具体的には、回線収容用拡張ボードや電源ユニット、ファンユニットといった各コンポーネントがホットスワップに対応し、耐障害性を向上させている。これにより、機器のどこかに障害が発生した場合でも、サービスに影響を与えることなく交換、修復が可能になる。
同社は合わせて、これら新モデル専用のATM拡張ボード「NS-637」をリリースした。この拡張ボードは、本体同様ホットスワップが可能なほか、障害発生時に回線を自動的にバックアップ経路に切り替えるAPS機能をサポートしている。
EXAtrax NS-6100シリーズの価格は300万円から。2月末より出荷が開始される。
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[ITmedia]
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