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2004/01/27 21:13:00 更新


NEC、小規模オフィス向けの統合型VoIPサーバ「UNIVERGE iExpress5800/Lite」を発売

NECは、席数20席程度の小規模オフィスやSOHO、ワークグループをターゲットとしたVoIPネットワークサーバ「UNIVERGE iExpress5800/Lite」を発表した。

 NECは1月27日、小規模オフィスやSOHO、ワークグループをターゲットとした小型のVoIPネットワークサーバ「UNIVERGE iExpress5800/Lite」の販売を開始した。

 UNIVERGE iExpress5800シリーズは、SIP対応のVoIPサーバや公衆網との接続に使用するゲートウェイなど、IP電話システム構築に必要な機能を、同社のIAサーバ「Express5800シリーズ」に搭載したVoIPアプライアンス製品。今回リリースされたUNIVERGE iExpress5800/Liteは、その中でも最も小型のモデルとなる。

 UNIVERGE iExpress5800/Lite20席前後の小規模オフィスを対象とした製品で、標準では最大20台のIP電話をサポート。外線は標準で4回線利用でき、公衆アナログ回線ゲートウェイの追加によって最大32回線まで拡張できる。

 同社はこの製品によって、既存の内線網をIPネットワークに統合し、通信コストの削減を図れるだけでなく、SIPを活用したより高度なコミュニケーションが可能になるとしている。具体的には、通信相手の状態を確認できるプレゼンス機能が利用できるほか、音声と電子メール、Web会議などを組み合わせたユニファイドメッセージングが実現できるという。

 UNIVERGE iExpress5800/Liteの標準価格は34万8800円から。同製品専用のIP電話「SIPグループライン電話機」は1台につき2万9800円、ソフトフォンは1ライセンスあたり1万円となっており、いずれも2月2日より出荷が開始される。

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