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2004/01/27 21:13:00 更新


NECインフロンティア、公的個人認証サービス対応ICカードリーダライタを販売

NECインフロンティアは、地方自治体の公的個人認証サービスに対応したICカードリーダライタ「RWD5000」「RWT3100/3110」「SR32043」の3機種を1月28日から順次販売する。

 NECインフロンティアは、地方自治体の公的個人認証サービスに対応したICカードリーダライタ「RWD5000」「RWT3100/3110」「SR32043」の3機種を1月28日から順次販売する。

 RWD5000は接触型のICカードリーダライタで、USBインタフェースに対応。本体重量80グラムの小型、軽量設計で、場所をとらずノートPCなどに接続できる。RWT3100/3110は非接触型で、ICカード挿入口に自動挿入/自動排出機構を搭載した。同3100はRS-232Cインタフェース、3110はUSBインタフェースに対応する。SR3204は、縦型の非接触型で、USBインタフェースを搭載した。

 公的個人認証サービスは、インターネットを通じて申請や届出などの行政手続を行う際、住民基本台帳カード(住基カード)と地方自治体が発行する電子証明書を利用して、申請者が本人であることを証明、電子データの内容の改ざんを防止する仕組み。2月から順次開始される予定となっている。

 公的個人認証サービスを利用するには、地方自治体から認証に必要な電子証明書を住基カードに記録してもらい。同サービスに対応したICカードリーダライタをPCに接続して利用する必要がある。

 価格はオープン価格。NECインフロンティアでは、初年度約2万台の販売を目標にしている。

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