ケーススタディ
2004/01/28 16:07:00 更新


日本ユニシス、Webサービスを利用してNTT ComのIP電話申込受付システムを開発

日本ユニシスは、Webサービスを利用して、NTT Comと、ISP/CATV事業者向けのIP電話申込受付システム「カスタマ・コントロールシステム」を開発した。

 日本ユニシスは1月28日、マイクロソフトのXML Webサービスを利用して、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)とともに、ISP/CATV事業者向けのIP電話申込受付システム「カスタマ・コントロールシステム」を開発したと発表した。

 同システムは、IP電話の申込/解約手続きやオーダー状況確認を、WebサービスによりISP経由でエンドユーザーに提供するもの。2003年9月から2カ月間で開発され、11月4日より運用を開始し、異なるプラットフォーム間での企業間連携を実現しているという。

 NTT Comは、「VoIP基盤ネットワーク」をISP/CATV事業者に対して提供しており、多くのユーザーに利用されている。

 申込から開通までの時間を短縮し、申込後のオーダー状況をエンドユーザーがリアルタイムに確認できるようにするため、NTT Comは、申込受付機能やオーダー状況照会機能をWebサービスとして提供する。

 これにより、ISPサイトのIP電話回線申込/解約受付システムと、NTT ComのVoIP用NW−OSS(VoIP基盤ネットワークにおけるオーダー状況、回線開通状況などを管理するシステム)とが直接連携する企業間連携を実現した。

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