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2004/01/28 16:29:00 更新


カルロス・ゴーン、IBM取締役に選任

卓越した経営手腕を持ったカルロス・ゴーン氏が、IBM取締役に選任された。

 IBMは、日産自動車の共同会長兼社長兼CEOであるカルロス・ゴーン氏をIBM取締役会のメンバーに選任したと発表した。ゴーン氏は、2004年3月1日付で取締役会に加わる予定。同氏は現在、仏ルノー、米Alcoa、ソニーの取締役会のメンバーも務めている。

 同氏は1999年から日産の取締役を務めており、1999年から2001年まで最高執行責任者(COO)を務めていた。2001年に社長兼最高経営責任者に就任し、2003年6月からは共同会長も兼任している。それ以前の経歴を見ると、1996年から1999年には仏ルノーの上級副社長。1979年から1996年には仏ミシュランにおけるヨーロッパ、ブラジルおよび米国の各地域でエグゼクティブ職を歴任、1990年から1996年には北米ミシュランの会長兼社長兼最高経営責任者を務めている。

「ゴーン氏は国際的なビジネスにおける経験と見識をお持ちであり、IBMの取締役会に新たな価値をもたらしていただけるものと考えています。ゴーン氏をIBM取締役会にお迎えすることを大変嬉しく思います」(サミュエル・J・パルミサーノ会長兼CEO)

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