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2004/01/28 19:06:00 更新


CACとIXI、携帯のSMSでワンタイムパスワードを発行する認証サービス

CACとIXIは、携帯電話のショート・メッセージ・サービス(SMS)を使って、ワンタイムパスワードを発行する認証サービス「Mideye」を2月から開始する。

 シーエーシー(CAC)とアイ・エックス・アイ(IXI)は、携帯電話のショート・メッセージ・サービス(SMS)を使って、ワンタイムパスワードを発行する認証サービス「Mideye」を2月から開始する。

 同サービスは、スウェーデンのEricssonが開発した認証ソリューション「Mideye」で、1月からCACとIXIが共同でサービス提供しているインフラ「Spaceframe」を利用する。従来から使用されているトークンカードではなく、SMSを利用して携帯電話へワンタイムパスワードを発行できるのが特徴。

インターネットメールでなく、ショート・メッセージを利用することで、PINコードと携帯電話機の特定による2要素間で本人認証が行え、高度なセキュリティが実現できるという。また、トークンカードやクライアントソフトなどの配布の必要がないのもメリットとしている。

 同サービスを利用すると、Mideyeでセキュリティ設定したWebサイトへアクセスし、ユーザーIDと固定パスワードを入力して、閲覧者は携帯電話でワンタイムパスワードを受信。このワンタイムパスワードをPCから入力して、初めてWebサイトにログインできるようになる。

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