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2004/02/09 19:44:00 更新


システム・ケイ、音声認証セキュリティソフトを発表

システム・ケイは、本人確認に音声を利用するセキュリティソフト「VoiceK」シリーズを2月から順次発売する。

 システム・ケイは、本人確認に音声を利用するセキュリティソフト「VoiceK」シリーズを2月から順次発売する。

 同シリーズは、個人向けPCセキュリティソフトの「VoiceK PC Security」、Webからの認証を可能にする「VoiceK Security Web」、音声で勤怠管理を行える「VoiceK Time Card」、ネットワークファイルを音声により暗号化する「VoiceK FileSafer」で構成される。

 VoiceK PC Securityは、インストール後に指定語を発話して登録。PC起動時にユーザーID/パスワードを入力する代わりに、音声特徴が一致するかを認証する。同社によると、本人認証率は約95%。テープレコーダなどを使った録音音声での認証を見破るアルゴリズムを搭載したほか、風邪などで話者の音声が多少変化しても認証できるような人工知能を備えている。スクリーンセーバでロックするスクリーンロック機能、ファイルやフォルダを声で暗号化するファイルセキュリティ機能も搭載する。

 VoiceK PC Securityの価格は、ダウンロード版が8800円、デスクトップマイクロフォンが同梱されたパッケージ版が9800円。

 同社では、音声認証を幅広く応用できるように、Webからの認証を可能なVoiceK Web Security、音声による勤怠管理機能を提供するVoiceK TimeCard、ネットワークファイルに音声による暗号化機能を提供する「VoiceKFileSafer」も順次リリースする予定としている。

 同社は、音声認証は網膜や指紋などの生体認証方式に比べて心理的抵抗が少なく、認証に必要なハードウェアも安価なマイクロフォンで済むのが特徴としている。

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