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2004/02/19 19:38:00 更新


フルーク、ネットワークアナライザー「OptiView」にVLAN監視機能を追加

フルークは、ネットワーク解析アナライザー「OptiView」に、複数のVLANやサブネットの一元的な監視を可能にする新機能「VLAN Vision」を追加した。

 フルーク・ネットワークス(フルーク)は2月19日、ネットワーク解析アナライザー「OptiView」に、複数のVLANやサブネットの一元的な監視を可能にする新機能「VLAN Vision」を追加し、販売を開始した。

 VLAN Visionを利用すれば、VLANの設定情報を管理できるほか、VLANやリモートサブネット上にあるデバイスや端末を検出し、その種別を把握することができる。機器のMACアドレスやIPアドレスに加え、機器上で稼動しているサービスやパフォーマンスといった情報まで収集が可能だ。これらを活用することにより、障害発生時の問題の切り分け、対処をより速やかに行えるという。

 従来はこうした情報を得るには、ネットワークセグメントやVLANごとに監視用のアナライザーを配置したり、運用担当者が個別にテストを行ったりする必要があった。だがVLAN Visionによって、1台のデスクトップPCから、LANやWANに加え、複数のVLANやサブネットを含んだネットワーク全体を監視できるようになるという。

 VLAN Visionは、同社のポータブル型ネットワークアナライザー「OptiView Integrated Network Analyzer」および分散型アナライザー「OptiView ワークグループアナライザー」に追加される。価格は49万1400円。

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