ニュース
2004/02/26 19:23:00 更新


カブドットコム証券のオンライン・トレーディング・システムが64ビット版Windowsへ移行

日本ユニシスとマイクロソフトは、カブドットコム証券のオンライン・トレーディング・システム用データベースサーバを、64ビットシステムに移行した。

 日本ユニシスとマイクロソフトは2月26日、カブドットコム証券のオンライン・トレーディング・システム用データベースサーバを、32ビットシステムから64ビットシステムに移行し、2月7日から本番稼動を開始したと発表した。

 新しいシステムは、ハードウェアに、Itanium 2を32個搭載した「Unisys Enterprise Server ES7000/430」、OSには「Microsoft 64bit version Windows Server 2003, Datacenter Edition」、データベースソフトに「Microsoft SQL Server 2000 Enterprise Edition(64-bit)」を採用した。

 システム移行では、1月17日に新システムを導入し、日本ユニシスによる徹底的な事前検証の実施と、SQL Server 2000 Enterprise Edition(64-bit)の32ビット版との高い互換性により、約20日で本番稼動を開始できたという。また、システム移行により、移行前システムに比べ1.7倍の性能向上すると共に、障害発生時フェールオーバ時間が4〜5分から1〜2分に短縮できたとしている。

関連リンク
▼日本ユニシス
▼マイクロソフト
▼カブドットコム証券

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.