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2004/02/27 21:47:00 更新


Sober-Cが再び1位に――ソフォスの2月の月間ウイルストップ10

ソフォスは、2月のウイルスの報告数をまとめた「月間トップ10ウイルス」を発表した。

 ソフォスは2月27日、2月のウイルスの報告数をまとめた「月間トップ10ウイルス」を発表した。

 それによると、Sober-Cが再び1位となり、MyDoom-A、Netsky-B、Bagle-Bといった大きな被害をもたらしたワームを抑えた形となった。昨年にSober-Cの定義ファイルは公開されているものの、P2Pネットワークで蔓延を続けているという。また、2位はSCOのWebサイトを攻撃したMyDoom-Aで、2月12日に活動を停止しなければ1位となっていた可能性があるとしている。

 その亜種MyDoom-Bについては、MicrosoftのWebサイトに攻撃を仕掛けたが、比較的大きな被害は発生せず、トップ10にも入らなかった。しかし、Microsoftは、MyDoom-B作成者の逮捕に向けて25万ドルの報奨金をかけ、ベルギーの女性が逮捕、起訴処分を受けており、ソフォスでは、コンピュータ犯罪の深刻化を阻止する姿勢が明らかとなった月でもあったと結論付けている。

 トップ10ウイルスは以下の通り

順位ウイルス名割合
1位W32/Sober-C35.3%
2位W32/MyDoom-A25.3%
3位W32/Netsky-B7.8%
4位W32/Bagle-B5.3%
5位W32/Dumaru-A2.6%
6位W32/Mimail-J2.4%
7位W32/Mimail-C1.8%
8位W32/Mimail-Q1.1%
9位W32/Bagle-A1.1%
10位W32/Gibe-F1.0%

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