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2004/03/02 19:08:00 更新

シンセキュア、クライアント情報を監視するセキュリティソフト
シンセキュアは、オフィス内のコンピュータが動作させているプログラムを一元管理することで、未知のウイルスなどの不正プログラムの侵入を検知・遮断するソフト「OFFICE SHIELD」を発表した。
シンセキュアは3月1日、オフィス内のコンピュータが動作させているプログラムを一元管理することで、未知のウイルスなどの不正プログラムの侵入を検知・遮断するソフト「OFFICE SHIELD」を発表した。
OFFICE SHIELDは、不正プログラム検知ソフト「SecureVM」を一元管理し、クライアント情報をリアルタイムに収集/分析するマネージメントサーバ。SecureVM経由で収集したクライアントが実行しているプログラムの一覧を、同社が特許をもつプロセスシグネチャスキャンにより分類し、実行許可/禁止リストを作成できる。これにより、クライアントで実行できるプログラムをリアルタイムに制限することができる。
同社のプロセスシグネチャスキャンは、実行可能なファイルを識別する技術と異なり、プログラムの改変やバージョンアップに影響を受けにくいほか、圧縮、暗号化ファイルに対しても影響を受けることがない。このため高いプログラム識別力を持つという。
シンセキュアは、必要のないアプリケーションの起動を制御することで、企業ネットワークへの不正プログラムの侵入を遮断できるほか、業務で使用するプログラム以外の実行を制限し、組織の生産性向上や、ネットワークトラフィックの制限、管理コストの削減などを実現できるとしている。
対応OSは、Windows2000、XP、Windows Server 2003。販売開始は4月から。同社Webサイトで試用版がダウンロードできる。
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