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2004/03/05 19:12 更新


テクマトリックス、Webアプリケーションを守る「AppShield 4.5」発売

テクマトリックスは、米Sanctumが開発し、アプリケーションレベルの攻撃からシステムを保護する「AppShield 4.5」の販売を開始した。

 テクマトリックスは、Webアプリケーションを悪用して重要な情報を抜き出そうとする攻撃やクロスサイトスクリプティングといったアプリケーションレベルの攻撃からシステムを保護する「AppShield」の最新バージョン、「AppShield 4.5」の販売を開始した。

 AppShieldは、米Sanctumが開発したアプリケーションレベルのファイアウォール製品。独自技術の「Dynamic Policy Recognition Engine」を利用し、シグネチャに頼らずとも不正なHTTP/HTTPSリクエストを検出、ブロックする。このエンジンでは、Webサーバを生成して送り出す際に自動的にセキュリティポリシーを作成し、それに基づいてリクエストが不正なものかどうかを判別することができる。

 これを利用すれば、市販のWebアプリケーションサーバだけでなく、自社開発したカスタムアプリケーションについても防御が可能だ。なお新バージョンでは、対応プラットフォームにWindows Server 2003とSolaris 9が加わっている。

 AppShield 4.5の価格は260万円。テクマトリックスでは、同じくSanctumが開発した、アプリケーションの脆弱性検査・監査ツール「AppScan」とともに販売していく。

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▼テクマトリックス
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