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2004/03/08 20:31 更新


クララオンライン、サポート切れRedHat Linux向けにアップデートパッケージ提供サービス

クララオンラインは、ディストリビュータによるサポートが終了したRedHat Linux向けにセキュリティ情報とパッチを提供する「Linuxセキュリティアップデートサービス」を開始した。

 クララオンラインは3月8日より、RedHat Linux向けのセキュリティパッチ提供サービス「Linuxセキュリティアップデートサービス」の受付を開始した。

 セキュリティを維持するため、常に脆弱性に関する情報を収集し、最新のパッチを適用することが重要なのは、Linuxの世界でも変わらない。Linuxセキュリティアップデートサービスは、LinuxカーネルおよびRedHat Linuxに関するセキュリティホール情報を電子メールで通知するとともに、修正済みパッケージを提供することにより、こういったパッチ適用作業を支援するもの。同社とProgeny Linux Systemsとの提携の下で提供される。

 同サービスの対象は、ディストリビュータによる公式なサポートが終了したRedHatLinux 7.2/7.3/8となる。クララオンラインではこのサービスを通じて、サポートが終了したOSを安全に利用し続けられるよう支援していく。また4月30日でサポートが終了するRedhat Linux 9については、5月1日よりアップデートパッケージを提供する計画だ。

 Linuxセキュリティアップデートサービスの料金は、1サーバ当たり、6カ月契約の場合で8000円。ボリュームディスカウントも用意されているという。

関連リンク
▼クララオンライン
▼Progeny Linux Systems

[ITmedia]

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