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2004/03/09 19:14 更新

イーディーコントライブ、CD-Rによる情報漏えいを防止するプロテクト機能搭載ライティングソフト
イーディーコントライブは、CD-R書き込み時にファイルごとにプロテクト制御することで、情報漏えいなどの不正利用を防止するプロテクト機能搭載ライティングソフトを開発した。
イーディーコントライブは3月9日、CD-R書き込み時にファイルごとにプロテクト制御することで、情報漏えいなどの不正利用を防止するプロテクト機能搭載ライティングソフトを開発したと発表した。
同ソフトは、「Excel」のxls、「Word」のdoc/rtf、「PowerPoint」のppt、アドビシステムズのpdf、マクロメディアのswf、画像ファイルのbmp/gif/jpg、およびテキストファイルなどにプロテクト処理を行うことができる。同社では、情報保護に有効なセキュリティツールとして商品化していく。
HDDへのコピーのほか、別のCD-Rへの二次コピー、電子メール添付を防止する。コピー&ペースト、スクリーンショット、プリントアウトも禁止することができる。また、作成されたCD-Rの紛失、盗難防止対策機能としてデータファイルごとに任意のパスワードを設定して、利用者の閲覧を制限することも可能。
同社は、現在ネットワークを利用したデジタル情報の漏えいや不正利用などの防止システムはリリースされているが、導入コストも高価で、一般的に手軽に利用できるようなものはなかった。今回の技術開発により、利用者は一般のライティングソフト同様にPC上で簡単にプロテクト処理を施し、安価に各種データの保護を行えるようになるとしている。
今後、DVDへの対応も準備している。プロテクト機能搭載ライティングソフトの商品化は4月を予定している。
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