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2004/03/15 19:47 更新

ネットワン、米Airespaceの無線LANスイッチ製品を発売
ネットワンシステムズは米Airespaceが開発した企業向け無線LANシステム、「Airespaceシリーズ」の販売を開始した。
ネットワンシステムズは米Airespaceと販売代理店契約を締結した。これにともない3月15日より、Airespaceが開発した企業向け無線LANシステム「Airespaceシリーズ」の販売を開始した。
Airespaceシリーズは、無線LANスイッチ「Airespace 4000 WLAN Switchシリーズ」と専用アクセスポイント「Airespace 1200 Access Point」の組み合わせから構成されている。ルータやスイッチの下に配置するアプライアンス「Airespace 4100 WLAN Applianceシリーズ」を組み合わせることも可能だ。これら一連のハードウェアは、専用ソフトウェアの「Airespace Control System Software」を通じて運用、管理される。
同シリーズでは、無線LANスイッチ/アプライアンス側に電波の管理、干渉回避機能や負荷分散といった機能を持たせることにより、管理者の負担を増やすことなく効率的に無線LANを導入できる。導入後に機器構成が変化した場合も、動的に電波管理を行い、自動的にチャネルの再割り当てを行うことが可能だ。
さらに、IEEE802.1xのほかWPA-RADIUS、WPA-PSKなどを用いての認証と暗号化をサポートし、無線LANの最大の課題の1つであるセキュリティ面の向上を図っている。電波状態を監視し、管理者以外の手によって設置された不正なアクセスポイントを検出することも可能だ。
ネットワンシステムズでは企業のほか、無線LAN導入を検討している学校、教育・研究機関や医療機関などに向けてAirespaceシリーズを販売していく。価格は、無線LANスイッチ1台に4台のアクセスポイントを組み合わせた最小構成で212万8000円から。
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