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2004/03/22 20:21 更新


ALSI、URLフィルタリングソフトの機能を拡張するService Pack提供へ

アルプス システム インテグレーションは、同社のURLフィルタリングソフト「InterSafe」の機能を拡張するService Pack 1を3月末より提供する。

 アルプス システム インテグレーション(ALSI)は3月31日より、URLフィルタリングソフト「InterSafe」の機能を拡張するService Pack 1の提供を開始する。

 InterSafeは、企業や組織において、本来の業務とは関わりのないWebサイトへのアクセスを、独自データベースに基づいてブロックするフィルタリングソフトウェア。最近では、個人情報漏えい防止や組織のリスクマネジメントといった観点から、この種の製品に対する注目が高まっているという。

 このたびリリースされるService Pack 1では、カテゴリや文字列に基づくフィルタリングというInterSafe Ver.3.1の基本的な機能に加え、いくつかの新機能が追加される。

 具体的には、複数のInterSafeの間で設定情報を同期させることにより、一元的な管理を可能にし、運用負担の軽減を図る。また書き込み規制機能も強化される。これにより、掲示板やWebメールに対するPOSTリクエストのログを取り、いつ誰がどういった書き込みを行ったかを把握できるようになる。この際、POSTのサイズを指定し、一定の文字数以下の場合のみに書き込みを許可する、といった設定も可能だ。

 さらに同サービスパックでは対応プラットフォームが拡大し、Windows Server 2003 Standard EditionおよびRed Hat Enterprise Linux AS/ES/WS 3をサポートする。

 InterSafe Service Pack 1は、同社Webサイトより無償でダウンロード提供される予定だ。なおInterSafe Proxy Linux版/Solaris版やSquid版、ICAP版用のService Pack 1は、4月以降順次リリースされるという。

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