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2004/03/22 20:22 更新


Windows解析ソフトの「VISUACT」がSnifferに対応、ネットワーク監視での活用も

セキュリティフライデーのWindowsネットワーク解析ソフトウェア「VISUACT」が、ネットワークアナライザの「Sniffer」に対応した。

 セキュリティフライデーは、同社のWindowsネットワーク解析ソフトウェア「VISUACT」がネットワークアナライザの「Sniffer」に対応したことを明らかにした。

 VISUACTは、Windowsネットワークをモニターし、ファイルのオープンや書き込みといった細かな操作をいつ、誰が行ったかまでを把握できるセキュリティソフトウェアだ。これに「VISUACT トランスレータ」を組み合わせれば、ネットエージェントの「PacketBlackHole」など、他のソフトウェアを用いてpcap方式で収集されたパケットを読み込み、同様に分析を行うことができる。

 セキュリティフライデーでは3月22日より、このVISUACT トランスレータの新バージョンの出荷を開始した。

 「VISUACT トランスレータ バージョン1.11」では、pcap方式のほか、ネットワークアソシエイツが提供するアナライザ「Sniffer」形式についても解析を行えるようになっている。これにより、Sniffer形式に対応した「Netasyst」や「InfiniStream」といったネットワークアナライザやソフトウェアでパケットを収集し、そのログファイルを元にWindowsファイルサーバへのアクセス状況を解析する、といったことが可能になる。

 セキュリティフライデーではVISUACT トランスレータ バージョン1.11のリリースを機に、これまでカバーしてきたセキュリティ市場に加え、新たにネットワーク監視/管理市場でもビジネスを展開していく。日本ネットワークアソシエイツとの協業も検討しているということだ。

 VISUACT トランスレータの価格は、1サーバあたり19万8000円から。バージョン1.0/1.1のユーザーには無償アップグレードが提供される。

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