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2004/03/23 19:04 更新

C4T、2005年にFIPS140-2準拠の暗号モジュール製品化を予定
C4Tは、多様な暗号アルゴリズムに対応するパッケージモジュール「C4 Certified Suite」(C4CS)を、2005年第1四半期中をめどに製品化する方向だと発表した。
シーフォーテクノロジー(C4T)は3月23日、多様な暗号アルゴリズムに対応するパッケージモジュール「C4 Certified Suite」(C4CS)を、2005年第1四半期中をめどに製品化する方向だと発表した。
C4CSは同社が開発したC4Custom暗号エンジンに加えて、米国立標準技術研究所(NIST)が規定した複数のアルゴリズムを含んだモジュール。NISTが規定する暗号モジュールに対するセキュリティ要件「FIPS 140-2」の基準に準拠した設計をしており、現在NISTおよびカナダの通信安全保証機構(CSE)が行う暗号モジュール評価プログラムの評価テスト(CMVP)を受けている段階にあるという。
FIPS 140-2は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)と通信・放送機構(TAO)がまとめている「CRYPTREC REPORT 2003」でも日本版CMVPの0版として翻訳物が作成されており、日本国内でも認知され始めている。C4Tでは、暗号モジュールの暗号だけでなく、モジュール自体のセキュリティも大切だとして、C4CSをFIPS 140-2に準拠するように設計したという。
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