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2004/03/25 16:33 更新


シマンテック、OpenViewにセキュリティ情報をリレーするソフトを発表

シマンテックは、日本HPの統合IT運用管理ツール「HP OpenView Operations」とセキュリティ管理ソフト群「Symantec Security Management System」を連携する「Symantec Event Relay for HP OpenView Operations」を発表した。

 シマンテックは3月25日、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)の統合IT運用管理ツール「HP OpenView Operations」(OVO)とセキュリティ管理ソフト群「Symantec Security Management System」(SSMS)を連携する「Symantec Event Relay for HP OpenView Operations」を発表した。4月1日から出荷する。

 同製品は、SSMSからセキュリティ情報をOVOに送り、セキュリティ管理とシステム管理を統合させることができる。シマンテックの「Event Manager for Antivirus」が集中的に収集したウイルス対策製品のイベント情報を統一した形式に変換した後に、SSMS経由でOVOにリレーするといった利用を可能にする。OVOの単一コンソール上で、どのホストで何が起こっているか、把握できるようになるため、脅威の発見・隔離・駆除といった対応を迅速化できるという。

 価格は、1ライセンス110万円となっている。両社は3月25日からそれぞれでもデモセンターを開設するほか、企業向けにセキュリティ管理の相談窓口を設け、ユーザー対応を行う。

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▼シマンテック
▼日本HP

[ITmedia]

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