ニュース
2004/03/28 22:10 更新


オープンソースUpdate:OpenSSL 0.9.7d、0.9.6m リリース

OpenSSLに複数の脆弱性が見つかり、修正版として0.9.7dおよび0.9.6mがリリースされた。リモートからの攻撃が可能なため、早期アップデートが必要。

OpenSSL 0.9.7d 2004年3月17日 リリース

ダウンロードサイト(ftp.infoscience.co.jp)

ダウンロードサイト(ftp.happysize.co.jp)

 オープンソースのSSL実装のひとつ「OpenSSL」に複数の脆弱性が見つかり、修正版として0.9.7dがリリースされた。

 今回修正された脆弱性は、リモートから意図的なデータを送信することで、SSLハンドシェイクでヌルポインタ参照が発生し、プロセスが停止する脆弱性(CAN-2004-0079)およびKerberos認証利用時にチケットのサイズのチェックに問題があり、プロセスが停止する脆弱性(CAN-2004-0112)の2点。

OpenSSL 0.9.6m 2004年3月17日 リリース

ダウンロードサイト(ftp.infoscience.co.jp)

ダウンロードサイト(ftp.happysize.co.jp)

 0.9.7dと同様に、リモートから意図的なデータを送信することで、SSLハンドシェイクでヌルポインタ参照が発生し、プロセスが停止する脆弱性(CAN-2004-0079)が修正された。

関連リンク
▼OpenSSL The Open Source toolkit for SSL-TLS
▼OpenSSL日本語サイト: The Open Source toolkit for SSL-TLS
▼Linuxチャンネル

[長谷川 猛,ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.