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2004/04/05 13:00 更新


日本ペイント、国内で初めて「Java Enterprise System」の採用を決定

サン・マイクロシステムズは、日本ペイントが「Java Enterprise System」を採用したことを発表した。国内では初となる。

 サン・マイクロシステムズは、洋式塗料製造を手がける日本ペイントが販売・物流・生産管理・人事・会計を中心とした基幹システムを対象に、サンが提供するサーバ向けソフトウェア群「Java Enterprise System」の採用を決定したことを発表した。

 従業員数に応じた年額払いのソフトウェア群「Java Enterprise System」の採用は、今回の日本ペイントが国内初。なお、日本ペイントでは、メインフレームによって稼動している基幹システムのすべてを、2006年までにSolarisを中心とした環境に移行する計画。

 新システムでは「Java Enterprise System」に含まれる十数種類のソフトのうち、ディレクトリ・サーバ、アイデンティティ・サーバ、ポータル・サーバ、メッセージング・サーバ、WebサーバなどJavaをはじめとする標準技術をベースとしたミドルウェアが活用される。ハードは、フロントエンド処理用にブレードサーバの「Sun Fire B100s」、アプリケーション処理用に「Sun Fire V480」「同 V440」「同 V240」、データベース用に「Sun Fire V1280」「同 V880」が採用された。

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▼日本ペイント

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