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2004/04/06 23:40 更新
NEC、最新RISCプロセッサ「PA-8800」搭載のUNIXサーバを販売開始
NECは、UNIXサーバ「NX7000シリーズ」に、HPが発表したデュアルコアRISCプロセッサ「PA-8800」を搭載した新製品を発表した。
日本電気(NEC)は4月6日、UNIXサーバ「NX7000シリーズ」において、最新RISCプロセッサ「PA-8800」を搭載した新製品5モデルおよび最上位機種の強化を行い、販売活動を開始したと発表した。
PA-8800は、従来の「PA-8700+」に比べて、浮動小数点演算性能で約50パーセント、整数演算性能で約30パーセントの性能向上が見込めるほか、単一チップ上に2つのプロセッサを実装できる。
PA-8800搭載モデルは、従来機種と同一のOS「HP-UX 11i v1」を採用しているため、OS、アプリケーション、データなどのシステム環境を変更する必要なく、最新のテクノロジーを利用できるようになるという。また、将来Itanium 2を搭載した「NX7700シリーズ」へも同一筐体内で移行が可能であり、現在の投資を保護しつつ、将来システムへの段階的な移行に備えられるとしている。
価格は119万1000円から。
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