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2004/04/07 13:37 更新


オープンソースUpdate:Webmin 1.140 リリース

メールボックスアクセスモジュール、パスワード一括変更モジュールが追加されたほか、既存モジュールではBINDのユーザ定義レコードタイプ対応、Perlのモジュール依存の自動解決オプションの追加など機能拡張が図られた。

Webmin 1.140 2004年4月5日 リリース

ダウンロード(prdownloads.sourceforge.net)

 Webブラウザ上でのシステム管理を実現するオープンソースソフトウェア「Webmin」がアップデートされた。今回のリリースでは、新たにユーザメールボックスへのアクセス機能、複数ホストのパスワード一括変更機能などが追加された。

  • 各種メールサーバ(Sendmail、Postfix、qmail)のユーザメールボックスにアクセスできる「Read User Mail」モジュールが追加された。
  • 複数ホスト上のパスワードを一括変更する「Cluser Change Password」モジュールが追加された。
  • ネームサーバの設定を行うための「BIND」モジュールが拡張され、一般的なレコードタイプのほかにも、ユーザ定義レコードタイプの編集が可能となった。
  • スクリプト言語Perlの管理を行うための「Perl」モジュールに、自動的に依存パッケージをダウンロードしインストールするオプションが追加された。
  • ファイルシステムを管理する「Disk and Network Filesystem」モジュールがSMB共有(Windowsの共有機能)に対応した。
  • 「File Manager」モジュールが拡張され、ZIPアーカイブ・tar.gzアーカイブ内ファイルへのアクセスが可能となった。
関連リンク
▼Webmin
▼Linuxチャンネル

[長谷川 猛,ITmedia]

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