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2004/04/07 17:50 更新


IIJがマネージド型のファイアウォールサービスを拡充

IIJは、SonicWALLのファイアウォールアプライアンス「TZ 170」を採用し、中小企業向けのマネージドセキュリティサービス「IIJセキュリティライトサービス」を拡充した。

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は4月7日、中小企業向けのマネージドセキュリティサービス「IIJセキュリティライトサービス」を拡充した。新たにSonicWALLのファイアウォール/VPNアプライアンス「TZ 170」を利用したメニューを追加している。

 IIJセキュリティライトサービスは、フレッツ・ADSLやBフレッツといったブロードバンドサービスを利用している企業向けのサービス。レンタル形式でファイアウォール機器を提供し、顧客に代わって導入、監視作業を行うほか、定期的にレポートを提供する。これにより、セキュリティ技術に不慣れな中小企業でも、安価にファイアウォールを運用できる。

 今回のサービス拡充では、顧客にレンタルする機器として、新たにSonicWALLの最新アプライアンス「TZ 170」を採用した。同製品のスループットは最大90Mbpsとなっている。

 合わせて、「IIJ FiberAccess/Fサービス」および「IIJ DSL/Fサービス」にも対応した。IIJによると、これらのサービスと併用した場合のスループットは約40Mbpsに向上するという(PPPoE終端時)。

 IIJセキュリティライトサービスは、利用ノード数に応じて3種類の品目が用意されている。料金は10ノードの場合で月額2万5000円となり、初期導入費用は3万円。オプションとして予備機を提供するコールドスタンバイサービスも用意している。

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