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2004/04/07 19:17 更新


ライブドア、ポータルサイト強化のためIBMのxSeriesサーバを1000台導入

ライブドアは、企業が運用するサーバにおいて、トランザクションやユーザー数の急増にオンデマンドで対応するため、IBM eServer xSeriesを導入することを明らかにした

 ライブドアは4月7日、企業が運用するサーバにおいて、トランザクションやユーザー数の急増にオンデマンドで対応するため、IBM eServer xSeriesを導入することを明らかにした。日本IBMは、アドテックスと協業し、ライブドアのサーバの使用量に応じて課金する仕組みを提供する。

 ライブドアが運営するポータルサイト「livedoor」は、同社のデータセンター事業である「DATAHOTEL」をバックボーンとしている。同サイトの運用にあたり、まずIBM eServer xSeriesを1000台導入する。

 当初は必要な台数分だけ使用料を支払い、その後、トランザクション処理が急増した場合に、サーバを即時に追加利用する形になる。これにより、全台数を購入した場合と比べて最大で10%のコストを削減することが可能になるという。また、今回導入した1000台に加え、さらに台数を追加することも検討している。

 以前ライブドアは、トランザクション処理量が増大した場合、即時納入できる機器をその都度メーカーから購入していたという。今後は、メインフレームで蓄積した技術と、eServer xSeriesを必要な時に追加稼動することが対応できる。

 同社は、同一メーカーの同一機種を導入することによる運用管理の統一化、またLinuxで実績のあるIBM製品を利用することで、さまざまなアプリケーションを稼動させることが可能になるとしている。

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