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2004/04/12 15:32 更新


ネットワーク機器の設定を一元管理する「Tripwire for Network Devices 3.0」発売

トリップワイヤ・ジャパンは、ネットワーク機器の設定/構成ファイルを保存し、変更履歴を効率的に管理する「Tripwire for Network Devices 3.0」の販売を開始した。

 トリップワイヤ・ジャパンは4月12日、ネットワーク機器の設定/構成ファイルを保存し、変更履歴を効率的に管理できる「Tripwire for Network Devices 3.0」の販売を開始した。製品出荷は4月15日からの予定だ。

 Tripwire for Network Devicesは、ルータやスイッチ、ファイアウォールといったネットワーク機器の設定/構成ファイルを自動的にバックアップできるソフトウェア製品。Webベースのコンソールを通じて、あらかじめ保存してある「正しい状態」と現在の状態を比較し、各種設定/構成ファイルに変更が加えられていないかどうかを監視する。

 ネットワーク障害の大きな原因の1つが、設定変更時の作業ミスだ。Tripwire for Network Devicesを利用すれば、障害発生時に速やかに元の設定/構成ファイルをリストアできる。また、ネットワーク機器設定の変更履歴を管理できるほか、変更作業が正しい手順でなされているか(つまり不正に変更されていないか)どうかを監査することも可能だ。

 最新バージョンでは、従来サポートしてきたCiscoSystemsやExtreme Networksの機器に加え、FoundryやJuniper、Nortel、F5 NetworksやNetScreen、Nokiaといったベンダーの機器がサポートされた。価格は監視対象ノードによって異なり、5ノードパックが61万9500円。

 なおトリップワイヤでは、Tripwire for Network Devices 3.0の無償評価版を同社Webサイトで提供している。

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▼トリップワイヤ・ジャパン

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